当診療所では直径5.9mm(通常の約半分の太さ)の
細い内視鏡を鼻から挿入する経鼻胃内視鏡検査を
行なっています。
また、細い胃カメラのためノドにつまる感じも少なく、
舌の付け根を通らないため咽頭反射(嘔吐反射)が
少なくなります。
検査中に会話ができるのでとても安心できます。
- のどの麻酔(咽頭麻酔)はしません。鼻の痛みを抑えるための鼻の麻酔をします。
- 鼻に麻酔ゼリーを塗ったやわらかく細いチューブを2〜3分挿入します。
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鼻の手術をされた方、鼻腔の狭い方は、鼻からの胃カメラが不可能であったり、
避けたほうがよい場合があります。 -
鼻腔の狭い方は十分な麻酔をしても鼻痛が出現することがあります。
その場合は、口からの胃カメラに変更することがあります。 -
検査中、検査後に鼻出血することがあります。鼻出血は少しにじむ程度で
軽度のことがほとんどですが、出血傾向又はその疑いのある方や、
血液が固まりにくくなるお薬を内服している方は注意が必要となります。
場合によっては鼻からの胃カメラ検査ができないことがありますので、
事前にお知らせください。